キャラ好きオタクが夢見たライブープロセカハマって2か月のオタクがセカライに行った感想ー

 

この記事は、2023年1月7日/9日の三日間に渡って幕張メッセにて行われたイベント

プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd - Will -【セカライ】

の感想レポートになります。

 注意事項になりますが、ライブの中身であるセトリ部分等については、触れないようにしておりますが、不安がある方はブラウザバックしていただけますと幸いです。

 

 私は1月7日の昼と夜公演に足を運びました。

 夜は残念ながら、日曜に予定がありレオニの演奏後に途中退場し終電に駆け込むことになりました(退場前のゲートで足元を照らしてくださったり、扉のハンドルが見えずドアとぶつかり稽古をしてしまった私を助けて下さったスタッフ様の対応良かったです)

 まず、何に驚いたのかと言えば、

キャラクター好きのオタクの私がホームを感じたこと

 今まで幾つかの推しコンテンツのライブイベントに足を運んできました。

 どのイベントも楽しかったです。自分の推しの声優さんたちが、ステージ上で精一杯に推しを表現してくれている。そのアクターさんをキャラクターだと思い応援の声を挙げて、ペンライトを振ってきました。

 しかし、いつも同じような状況で魔が差すのです。声優さんのMCだったり挨拶の部分であったり、同じ観客席からの声優さんへの応援の声を聴いた時に。確かにステージ上には自分の好きなキャラクターを表現してくれているアクターさんがいる。けれど、それはキャラクター自身ではないんじゃないか?と。それでも、大好きなキャラクターのライブを想像するには、これしかないと言い聞かせるように納得してきました。

 そこで周りとのベクトル違いからか”溝”つまり、アウェイ感がありました。

 

 でも、このセカライでは

大好きなキャラクターにペンライトを振ることが出来る!!!

 何よりも嬉しかった。キャラクター自体にペンライトを振ることが出来る。

 リアルタイムの反応でないことは分かっています。映像なのも分かっています。

 それでも、キャラクターが歌って踊るステージがそこにあるという感動は言葉に出来なかったです。

 歌と歌の間の会話も常にキャラクターが動いて、会話している。キャラクターがお互いの顔を見つめあっていたり、キャラクターが観客側へと煽りをしてくれる。曲へ込める思いを語ってくれる。

 大声は禁止でも、小さな声量で推しのキャラクターの名前を呼ぶ客席からの声。

 ここにいる人たちのスタッフさんや観客を含めて、この"セカイ"を作っている

 まるでそこに本当にいるかのような

   キャラクターのライブを

 開演前の会場での熱気や会話、終演後の会話であったり、展示を見つめる自分と同じキャラクターが大好きな人たちの眼差し。

 ここにいる人たちはキャラクターが好きな人たちなんだと、強く強く感じさせてくれました。ここには自分と同じ人たちがたくさんいる、というのはホームを感じさせてくれました。

 例えるならば、遊園地のアトラクションのようでした。

 

 次に驚いたのは

生バンドによる演奏!!!

 別にライブイベントだから、普通のことじゃない?と思われるかもしれません。

 でも、これがプロジェクトセカイというコンテンツで開発運営様側の"こだわり"を感じた気がしました。

 プロジェクトセカイには初音ミクをはじめとした"バーチャルシンガー"という存在が欠かせません。このゲームの根幹を成す存在です。バーチャルシンガーたちは動画投稿サイト等に投稿された世界中のクリエイターの曲を歌う存在です。その音楽は基本的には打ち込みです。

 そのことを考えるのであれば、生バンドは必須の要素ではありません。

 でも、出来ることなら生バンドの方が良いに決まっています。

Leo/needはキャラが演奏しているから!

 そこを音源で済ませず、生バンドによる演奏の再現。

 前述の声優さんの話とは真逆のこと言ってんじゃないか!と思われるかもしれません。

 ライブ中に演奏をされているバンドの方々の紹介はありませんでした。

 あくまで、これはプロジェクトセカイというゲームの"セカイ"を切り取ったライブであることに拘っているんだなと私は感じました。

 そして何より、生バンドの人たちも楽しそうに演奏をしていました。生バンドの方たちの素晴らしく、そして楽しい演奏がより一層"セカイ"を素晴らしいものへと引き上げていたと感じました。

(特にDrの人は滅茶苦茶スティック回しかっこいいし、観客煽りまくってました。しかも激うまで最高だった)

 また、レオニに限らず他のユニットも生バンドであったことは”音楽"という、このコンテンツの一番芯の部分、音を楽しむことを大事にしているためだと思います。

(生バンドだとニーゴの曲はより激しく叫ぶような曲へと顔が変わっていたので、生特融の良さも1つよかった点です)

 

 若輩者である自分でも、このコンテンツが"キャラクターコンテンツ"であり"音楽コンテンツ"である。この2つをとても大切にしていることが分かるライブでした。

 私はここまでキャラクターを前面に押し出し、その中で同じほどに音楽も強く押し出しているコンテンツを見たことはありません。

 このライブを通じて、さらにプロジェクトセカイが好きになりました。

 ただ少しだけ悔しいことといえば、自分はまだイベントストーリーを読み切れていないことです。まだ21年の後半イベントの途中であり、それを読んでていたらもっと楽しめたかもしれないと思うと、少し残念に感じます。

 しかし、まだチャンスはあります。

 もしセカライに行こうか迷っている方がいるようでしたら、

一緒にリセールチケットを買いましょう。

 私がセカライを知ったのが12月初めの頃だったはずで、そのころには全てのチケット申し込みが終了しておりましたが、現在リセールチケットが幾つもあります(東京公演はリセールにて購入しました)なので、そちらをチェックしましょう。まだ大阪公演があります(私も大阪日曜のリセールチケットを買う予定です)

 一緒にセカライを楽しみましょう!!!

 

(早く新型コロナウィルスが終息して、声を出しコールが出来るようになることを願います。俺もほなちゃんとみずきに声援を送りたい……ぐっとこらえて無言を貫いた東京公演)